彼は私の金魚。



「今日は生徒会の会議があるから
17時頃かしら。ねえ、爽?」

「そうですね、それぐらいになります。爽世様。
 よろしくお願いしますね。爺や。」

「承知致しました。」



爺やが頭を下げる。

静かに食器とナイフ、

フォーク、スプーンの音だけが鳴る。