鈍感な君へ。


俺と翔は部活に向かった。

俺らはバスケ部に所属している。
うちの学校、城輝高校はバスケ以外にもスポーツが強いってので有名で、毎日ハードな練習をこなしている。

「お前らクラスまで一緒だったのかよ、どんだけ」
そういいながらケラケラ笑うのは城輝高校バスケ部の部長でありエース、内田晴(ウチダハル)先輩。

きっと3年の中で1番モテる。
ほら、今日も晴先輩目当てに女子が群がってる。

「きゃーーーー晴先輩かっこいい!」
「晴クンやばーい」
なんてうるさい声が聞こえる。

「先輩もてますね。」
「え、そうか?ま、俺かっこいいからな。」
「................」
「あああ、悪かったって。」

先輩のユニークなとこが好きだ。
普段はこんなおちゃらけた先輩でも、練習や試合になると全く違う。

そんな先輩は俺の尊敬する人であり、憧れ。

いつか俺もこうなりたいと思う。

その日は新学期だったので、練習を早く終わらせて家に帰った。