鈍感な君へ。


3チーム目の試合で悠斗が出てきた。
相手は晴先輩。

なにか2人でしゃべっている。
晴先輩と仲いいんだ。

ピーーーー!
試合開始。

晴先輩がゴールを決めたら悠斗も決める。
これの繰り返し。
晴先輩の試合だから女子がたくさん群がっていて応援もすごい。
もちろん悠斗の応援も。

試合は1分を切っている。
ずっと取っては取り返しての繰り返し。
私は写真を撮るのも忘れて試合を見ていた。

残り10秒。
今は同点。
あと1点は取らないと勝てない状況。

最後の最後で悠斗がシュートを放った。
そのボールはネットに吸い込まれるようにゴールに入った。

「きゃあああああああああああ!」
「悠斗く〜〜〜〜〜ん!」

一斉に25hの応援席が湧いた。