私が1人で考えてたら、横からかわいい声が聞こえた。
「羽衣！ちゃんと課題してきたの？」
「あ！するの忘ってた...璃子写させて！大好きだから！」
「もう、しょうがないなー」
羽衣が誰かと喋ってる。
この声は学年1モテるって有名な大川璃子(オオカワリコ)ちゃんだ。
勉強できるスポーツできる、しかも可愛い。
なんでもできる子。
確か羽衣は1年生の時も璃子ちゃんと一緒で仲が良かったらしい。
「あ、紹介するね。この子が大川璃子ちゃん。私が1年の時仲良かった子。それでこっちが、私の幼なじみの田宮結衣ちゃん。」
羽衣が私に璃子ちゃんを紹介してくれた。
「初めまして結衣ちゃん。私璃子！よろしくね！」
璃子ちゃんが笑顔で私に言ってきた。
「うん...！！よろしく」
第一印象は笑顔が似合う子、だった。
