お友達から始めよう

『芽瑠さん、おはようございます。』
『…おはよ。早乙女くん。』
『あの、俺も早乙女くんってのやめてください。』

は??
何を言い出すわけ…??

『じゃあどう呼ぶのよ。』
『奏多で。』

コイツ…涼しい顔で言いやがって…。

私が愛瑠斗以外男子は苗字なの知ってるくせに……。

『あ、呼ばなかったらシカトですから。』
『…呼ぶわよ。』


遠くで愛瑠斗に見られているのも知らず、こう答えていた。

『…では、失礼します。』

敬語はちゃんと出来るんだ。

『あ、おはよ!!!芽瑠。』
『あ、花音。おはよ。』

−−−−−−−森崎 花音−−−−−−−
森崎花音(もりさきかのん)
17歳
明るく陽気。

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私の親友、森崎花音。


『今日早乙女くんと来てたでしょ!!早乙女くん女の子に人気なんだよ』
『…そうなんだ。』


私、敵を作ってるようなものよね。

『ちーっす。』
『愛瑠斗。今日遅かったね。』
『あぁ。ちょっと用事あってな。』

昨日の愛瑠斗の面影はなく、明るい愛瑠斗に戻っていた…。

『芽瑠さん、いますか??』
『…早乙女…じゃなくて、奏多くん…』

危なかった〜…。

『何??』
『今日、生徒会で話し合いが中止になったんで、伝えに来ました。あと。忠告しときます。花音先輩の前で、生徒会の話は禁句ですよ。』

ニヤッと笑い去って行った。

花音の前で…生徒会の話は禁句…??

どういうこと!?!?