先生に竹垣さんの家に行くなと言われて3日が過ぎた頃。 「仲道さん、ちょっと良いかしら?」 林道先生にまた呼ばれた。 案内されたのはまたもや図書館。 「私、月野先生とお付き合いすることになったの。」 ―――――…え? 「仲道さんには私の気持ちを伝えていたから…報告しようと思って。」 "辛い時ほど笑いなさい。" 今になっても思い出す、貴女の言葉。 「そうなんですか。おめでとうございます。 …お幸せに。」 悲しい時でも綺麗に微笑む。それが私のモットーだ。