「やっほー優ちゃん。今日はお邪魔虫が両方居ないから私達で楽しみましょう。」 お邪魔虫というのは月野先生と陽崎先生だろう。 陽崎先生はよっぽどのことがない限り連絡はしてこない。 そういう境界はきっちりしている先生だ。 「あれ?今日、元気ない?どうしたの?」 皆、私のどこを見てそんなことを言うんだろう? 「話してみてくれないかしら?」 そんな美しい顔をされたらいいえなんて言えないじゃないですか。