「月野先生…怪我は大丈夫なんですか?」




私は病院へと足を運んだ。先生はベッドに腰掛け座っていた。




「言うなって言ったのに……」




「お願いします!陽崎先生を責めないで下さい!!」




「……カッコ悪いよな…ろくに支えることも出来ないなんて…」




「そんなことないです。私、皆に助けてもらって…感謝しきれないんです。」




「…とりあえず仲道が無事で良かった。」




先生は私の頭をくしゃりと撫でる。