「ねぇ…月野君はどんな人になりたいの?」 全く予想していない返答がきた。 逆に質問された。 「月野君の夢は確か教師だったよね? 月野君はどんな教師になりたいの?」 そんなの決まっている。 「俺はあなたみたいな人になりたい。」 先生は涙を一筋零しながら綺麗に微笑み言った。