「月野君はいつも陽崎君といるよね。 とっても仲が良いのね。」 「「誤解です。」」 「ほら、息もぴったり。」 先生はコロコロと笑う。 「あ、私もうそろそろ戻らなくちゃ。またお話してね。」 先生はフワリと石鹸の香りを残し、屋上をあとにした。