月と太陽の恋模様



「月野のもらうから大丈夫。」


「あげない。」




本当にこの2人は……




「俺も優の飯食いてー…」




いつもより元気がない先生。




「わがまま言うな、陽崎。お前は水道水があるだろ。」




「それ、飯じゃねー…」




見ていて可哀相になってきた。




「……家のあまりもので作ったものでも良ければ作りましょうか?」




私がそう言うと先生は太陽みたいな笑顔を浮かべた。
月野先生は不満だという感じだ。