「ぅわっ!せ、先生下ろして下さい!!」




私は先生におんぶされていた。




「もうバス乗るからついでだし、このまま運んでやる。」




「結構です!!残り1㍍でも私は歩きます!!」




「医務室で夏実に抱きついて寝る方が悪い。」




「恥ずかしいですってば!」




結局先生はバスまで下ろしてくれなかった。