今日は陽崎先生と顔を合わせるのが気まずくて遅めに家を出たため音楽室は開いている。 陽崎先生は椅子に座ってピアノにもたれかかって眠っている。 先生は悪くない。 今回悪いのは私。逃げたらダメだ。 せっかく寝ているけど…… 「あの、陽崎先生!」 「……あ、優。どうした?」 「私…その……この前はすみませんでした! ――私はやっぱりいつもの先生じゃないと……寂しいです。」 「!」 身を持って実感した。 私は今まで通りに接して欲しいんだ。