「――…私の点検印が無い人は明日の放課後、隣の空き教室に来るように。」 クラスのHRの時間。 ノートを返却しながら、担任月野先生はそう言った。 私のノートには印が無かった。 「式を写していない人、明らかに途中で問題を放棄している人は押していません。」 ………ですよね… はい、教科書を見た瞬間放棄した人です。 「今日はコレで以上です。皆さん気をつけて下さい、さようなら。」 そう言って淡々と月野先生は歩いて行ってしまった。 ―――女子生徒をワラワラと連れながら。