「仲道さんって陽崎先生が好きなんじゃないの?」 「え?」 名島さんの発言に酒井先輩は驚いた顔で私を見つめる。 ……あぁ…そう言えば定演の時、名島さんに勘違いされてたんだっけ。 「ち、違うよ!私は陽崎先生のこと……別に何とも……」 こんな言い方余計に怪しまれるだけだ… 「でもお昼誘ってたじゃない?」