「最初は嫌だった、仲道のこと。俺よりいつも先に練習来やがって…とか、どうせ陽崎に気に入られたいからだろ…とか。」




ひ、酷い。




「でも練習姿見てると、本当に部活が好きなんだって分かった。
誰もが嫌がる基礎練ばっかやってるし。」




「それは私が下手だから…」




「そういう所に惚れた。」




ドキン…




植田は少し陽崎先生に似ているかもしれない。