「優、話は終わったか?」




何とも絶妙なタイミングで陽崎先生がやって来た。




「「……………」」




うわー…




「つ、月野先生ありがとうございました!陽崎先生とお話があるので…「優、そんなことコイツに言っても無駄だ。」




え?




「この状況を放って去ってくれるわけがない。……仕方ねー」




先生は頭を掻きながら




「優…優が練習の時に涙を零したの、覚えてるか?」




は、恥ずかしい…


あんまり泣いたことは掘り返さないでほしい。