翌日。 昼休み。 「もう行くの!?」 「うん、今日はちょっと用事あるから。」 私はそそくさと空き教室へ向かった。 「失礼します。」 「早かったですね。」 月野先生はすでに教室に居た。しかし、昼食をとっている最中だった。 「あ、私「構いません。せっかく来てくれたんですから、先に話しましょう。」 箸を静かに弁当の上に先生は置いた。