「いえ、私は「夜道は危ないですからね?」 絶対私の意見を認めない気だ。 「優も女の子なんだし。」 さぁ、どっちだと言わんばかりに迫ってくる陽崎先生。 「そうですね。では行きましょう。」 そう言って月野先生が強引に私の腕を掴んだ。 陽崎先生は舞が居る手前、あまり騒げないようだ。しまったという顔をしていた。 舞はというと… 「キャ―――先生達優しいっ!」 この調子である。