月と太陽の恋模様



段々自分の考えがまとまらなくなってきた頃。




「着きましたよ。降りて下さい。」




到着した。


今から山登り。山登りと言っても標高は低く地元の人しか知らないような山を登るだけなので山岳部のようなことはしない。


でも…




「舞、夜の山登りって少しドキドキするね。」




「うん!……あ、そうだ。」




どうやら良いことを思いついたらしい。舞の顔がそう言ってる。