「ハァ――…会いに来てくれたと思ったらコレだもんな……ぬか喜びさせやがって…」




一気に陽崎先生の機嫌が悪くなってしまった。


だから、言いづらかったんだ。こうしていつ言おうか迷っている内に今日まで至ってしまった。




「あのですね、先生…「却下。」




意見すら聞いてもらえない、だと!?


理不尽だ!




「どうせ月野が居るんだろ。くそっ……絶対部活の域までは入らせねーからな。アイツは担任とどまりだ!」




………また始まった。




「どうしても…「ダメだ。」




ハァ――…