「い、いえ……まぁ…」 本音を言えない私は曖昧にお茶を濁す。 「緊張しないおまじない、してやろーか?」 「おまじない?」 「ほら、もう少し上向け。」 新手の深呼吸とかだろうか? だけど、違った。 音はなく、ただ静かに額に柔らかい感触が当たる。 新手のキスだった。