「これです。」 私は楽器メンテナンス品購入リストを見せた。 「なんだそっちか…」 「それかよ……」 安堵している月野先生と肩を落とす陽崎先生。 そっちってどっち? ますます意味が分からない。 「じゃあ、先生。私もう行きますね!」 今度こそ引き止められない様に早口で話して私はダッシュで教室を出た。