月と太陽の恋模様



「!」




先生が驚いた顔をする。




「先生がここに来る義務はないでしょ?」




基本、自主練なんだし。




「………それは違う。」




陽崎先生が言った。




「俺がここに来るのは、少しでも生徒の力になりたいからだ。

確かにチューバしか専門的なことは分からないが耳は良い。アドバイスなら出来る。

一緒に成長したい。」