「仲道、俺には?」 「え?」 「俺にはそのチケットくれないのか?」 「いや……先生は植田君の分あるんでしょ…?」 「ない。…むしろ仲道さんの残りのチケット全部買うから。」 「……先生ってそんなに友達いらっしゃるんですか?」 頭を叩かれた。