サンドイッチはハムとチーズ、たまご、ポテトサラダの3種類。

どれもすっごく美味しかった。

「私はカネさんのお手伝いをしてただけなんだどね」

奈津は照れくさそうに言って笑った。

「はい、紅茶。

アールグレイだって」

奈津が俺にカップを差し出した。

「サンキュ」

俺は奈津の手からカップを受け取ると、紅茶をすすった。

うん、紅茶も美味しい。

「次はどこ乗る?」

サンドイッチを食べながら、俺は奈津に聞いた。