~*~Ritsuto~*~

「藤森、また遅刻か!」

1時間目の途中で教室にお邪魔したら、センコーに怒鳴られた。

「すんません。

起きたら9時過ぎてたもんで」

テキトーに言い訳する俺に、センコーはため息をついた。

毎度の儀式だからもう仕方がない、ってか?

「もういい、座れ」

「はい、すんませんでした」

センコーに言われ、俺は席に座った。

「早退の次は遅刻っすか?

リツトさん」

小声でヒサシが俺に声をかけてきた。

「別にいいだろ。

早退しようが遅刻しようが、俺の勝手じゃん」

俺は答えた。