それが途絶えたのは、俺が高校生になった時だった。

ある日突然こなくなったのだ。

俺は何度も父親に手紙を送った。

けど、返事が帰ってくることは1度もなかった。

「――父さん…」

俺は、どうしたらいいですか?


昨日、ヒサシが家を訪ねてきた。

「保健室の先生さ、学校辞めたって」

「――えっ?」

一瞬、何を言われたのかわからなかった。

奈津が学校を辞めた…?

特大のハンマーで後頭部を思いっきり殴られた気分だった。