「西川先生!

藤森くん!」

バタバタと駆け寄ってきたのは、永田先生と教頭先生。

「校長先生に、処分が決まるまで自宅待機って言われました」

さっきのことを報告した私に、
「そうですか…」

永田先生は一言返事しただけだった。

「とりあえず校長先生の言う通り、自宅で待機しててください。

私たちも何とかします」

教頭先生が言った。

「ありがとうございます…」

私は、頭を下げた。