キーンコーンカーンコーン



「はぁ。」



もう放課後か。昨日はまったく寝れなかった。




「咲、どうしたの?」




「あっ、小春。」




このいかにも守ってあげたくなる女子は



鈴野 小春



わたしの友達だ。




「いやぁ、なんでも。」




「・・・楓君?」