私は

「か、い……く…ん。」

と、呟いた。



私のこと、心配してくれるなんて…


なぜか彼の腕のなかがとても心地よかった…


すると突然、彼は私を離し、


「えぇっーと………お前は…゙相田…゙えっと……
あっ!!゙ひかり゙だっ!!お前の名前ば相田ひかり゙!!」

っと、嬉しそうにはにかみ、

「よろしくなっ★ひかり!」

と、言った。


私は名前を覚えてくれていたことと、心配してくれた喜びと、彼の腕にもう包まれていないという寂しさで、わけのわからない、感情だった。