私はいつものように、夜、

オヤジを捕まえる大人びた服で、町を歩いていた……ー。


すると、さっそくオヤジがつれた。


今日は中年のオヤジ


オヤジに連れられ、hotelへ入ろうとすると…



ーー誰かに腕を引っ張られた。



見ると、どこかで見たような顔をした男の子がいた…。


彼はオヤジに

「こいつ、俺のだから」

と、言い放ち私をずるずる引きずりながら、オヤジから離れていった。


オヤジも私も、あっけにとられていた。


私はなにも言えず、わけがわからないまま、この人が誰かを、ひそかに考えていた。