「奈穂ちゃんさ…。 なんか言ってた?」 「別にですけど…。」 リーダーは来たばかりのビールを飲む。 「…奈穂ちゃんの噂。 本当かな? もしそうだとしたら…な?」 「ホンマなんですかね? 噂がホンマやとヤバいですよね。 噂は嘘かホンマか根拠ないですけど…。」 「たぶん人前で言うってたぶんふらせににくい雰囲気を作るためだっとか?」 「奈穂ちゃんならあり得そうですね。」 みんな真剣な表情になる。 「壱。 まだ噂が本当か分からないけど…。 気をつけろよ?」