閉じようとした手が止まる。
それに気を良くしたディゼルは繰り返し叫ぶ。
「女の子みたいにちっちゃいこと気にしやがって! 女々しい女の子のエル子兄!」
めーめーしー、いーやーらーしー、お尻ペンペン!
――プツッ
エルヴィスのこめかみが、許容を超えた。
しかし哀れにもディゼルはその僅かな兆しに気付くことが出来ず。
「ヘヘンッ! バーカバー――うわぁっ!」
ディゼル、視界反転。
訳も分からず痛みが走った後頭部を擦っていると、目の前の優男――否、すでに悪魔の笑みを浮かべている男――に襟首を持ち上げられた。
「ぐぇっ、」
「よく聞こえなかったなぁ、ディゼル。
だ・れ・が、女の子のエル子だって?」
聞こえてんじゃんかよ!? という叫びは口内で消えてエルヴィスには届かず。
それに気を良くしたディゼルは繰り返し叫ぶ。
「女の子みたいにちっちゃいこと気にしやがって! 女々しい女の子のエル子兄!」
めーめーしー、いーやーらーしー、お尻ペンペン!
――プツッ
エルヴィスのこめかみが、許容を超えた。
しかし哀れにもディゼルはその僅かな兆しに気付くことが出来ず。
「ヘヘンッ! バーカバー――うわぁっ!」
ディゼル、視界反転。
訳も分からず痛みが走った後頭部を擦っていると、目の前の優男――否、すでに悪魔の笑みを浮かべている男――に襟首を持ち上げられた。
「ぐぇっ、」
「よく聞こえなかったなぁ、ディゼル。
だ・れ・が、女の子のエル子だって?」
聞こえてんじゃんかよ!? という叫びは口内で消えてエルヴィスには届かず。



