「……っ、」 「これで納得して頂けたか?」 エルヴィスは、こくこくと頷く。 満足そうに微笑んで、ユノリアスはエルヴィスの髪に手を伸ばした。 「私はユニコーンの長。この森には、ユニコーンの他に多くの生き物が生息している。 この森だけではない。世界の奥深くには、まだまだたくさんのモノが生きている。――主と、なって頂けますか?」 これはもう―― エルヴィスは、顔に伸ばされた手をとってユノリアスを見上げる。 「本当に…俺でいいのなら」 ――ユノリアスは自分では役不足なまでに甘美だった――