光が収まって、ユノリアスの姿が現れた時、エルヴィスからため息が漏れた。 ――美しい…! 目の前に佇むは、聖なる白を讃えた聖獣。 「ユニコーン……!」 一角獣――馬とどちらが大きいだろうか。真白いふかふかの毛は綺麗に艶がよく下にあるしなやかな筋肉を覆う。 キリリと知性を感じさせる瞳から少し上へ視線を逸らせば、額の真ん中から真っ直ぐ天へ伸びる角が一つ。 本の中にしかいないと思っていた幻が、確かにここに存在していた。