「はぁ?」
さっきから同じ言葉しか吐いていないような気もするが気にしない。
エルヴィスはいよいよ目の前の男を怪しく思い始めていた。
「意味わかんないからな? なに、もりびととかヌシとかって」
「我らを始めとする種族を人間の目から守る人間のことだ。そして、種族の代表たる私は、対価として貴殿を守護する任にある」
「……んで?」
「貴殿がそれにふさわしい。我らの主になって頂きたい」
男は再度頭を下げる。
立場が立場なので頭を下げられることに抵抗はない。
が、エルヴィスは大いに混乱していた。
「何で俺な?」



