いつもなら鞄を掴んで勢いよく律の元へ向かうけど、今日に限ってはそんな気力もなくて、
頼りになる彼氏さんの顔を見たら、途端に気が緩んだ。
「ふぇぇ~、律ぅ~。」
「どーしたいきなり。また誰かになんかされたか?」
そう聞いてくる律はちょっとコワイ顔をしていて。
私になんかあったんじゃないかって心配してくれる律は、やっぱり最高の彼氏だぁ♪
って、喜んでる場合じゃなくって!!
「今日、数学で抜き打ち小テストやったぁ~。平均以下になって、沢山プリント貰っちゃったぁ。」
「・・・なんだ。そんな事か。」
「なっ!そんなことじゃないよ!私にとっては一大事だよっ!」


