視線を感じてチラッとそちらを見てみれば
俺の存在を全否定する乃乃のトモダチ二人組。
矢崎リコの方はともかく、相川メグミの方は勝ち誇ったようなニヤニヤ笑い。
『ふふーん。アンタより格好ヨクッテ性格のイイ、正真正銘の王子様が乃乃の前に現れたわよ~?腹黒王子大ピンチ♪』
みたいな顔、ムカツク。
密かに奥歯を噛み鳴らしていた俺の後ろから小吉がひょこっと顔を出した。
そいえば、コイツの存在すっかり忘れてた。
「こんにちは★乃乃ちゃん!」
「こんにちは★・・・・って、誰?」
「俺は律の幼馴染で大親友の上草小吉!ヨロシクね♪」
「そか、・・・うん。確かに小吉クンな、カンジだ。ヨロシク。」
「え!?ナニ!?確かにってどの辺りにっ?」
「うん。小吉クンは小吉クンだよ!」
「ちょ・・・乃乃ちゃーん?」
コイツ等も初対面の割に楽しそうだな、オイ。


