カノジョのお仕事★



「ともかくオマエ、彼氏欲しいんだろ?」


「え?・・・・うん。」


「携帯だせ。」


「は?」



睨まれて慌てて言うとおりにした。

赤外線通信でメアドの交換。




「何年何組、名前。」

「ふへっ・・・1年B組、森丘乃乃。」



取り調べか!?




威圧感を伴った質問に、私は取調室のコソ泥にでもなったような気分で焦って答えた。


メアドに私の名前を加えた王子様が「よし。」と顔を上げる。





「コレで今からオマエは俺のカノジョだ。手始めに早速今日の放課後一緒に帰るか。授業が終わったら迎えに来い。」



「は?え?あの?」



私がもごもごと口籠っている間に、王子様は用件は済んだとばかりにちゃっちゃか去って行った。






・・・・・・・。


王子様、顔はイイケド、ちょっと性格悪い?

・・・・というか、私、









王子様の名前知らない・・・・。