カノジョのお仕事★






「あれ?」



視聴覚室を抜け出して、そこに立っていた人達に目を見開く。


メグちゃん、リコちゃん、佑介先輩。



「どしたのみんな。」


私の質問に三人は微妙な顔を見合わせ、代表みたいに佑介先輩が答えた。



「や、乃乃ちゃんが知らない子に連れて行かれたって聞いて、慌てて追っかけてきたんだけど・・・役はなかったみたいだね。」


そう言って視線を向けるのは律で。

律はにこっと王子様スマイルを浮かべた。





「ご心配かけてスミマセンでした。でも、僕達のコトですので僕がなんとかしますからお気遣いなく。」


「てか、もう乃乃に聞いて本性知ってるし。今更その猫かぶり王子やめたら?」






「・・・・。あ、そう。」





チラッと私を見下ろす律の目が怖い~。

言っちゃダメだったのぉ?

でも言うななんて言われてなかったし!