そこにいたのは王子様。 二重の綺麗な瞳に すっととおった鼻筋。 形の良い唇。 サラサラした茶色の髪。 私はゆっくり瞼を閉じた。 「・・・おい。なんで無視して二度寝だ?」 「幻覚見た・・・もしくは夢。じゃなかったら幽霊だ・・・」 「起きろ。れっきとした現実だから。」 「いたたたたっっ!」 いきなりほっぺたを摘まれて、飛び起きた。