「遅い!」 中庭に行くと既に律がいて、やっぱり怒られた。 さすがに中庭のド真ん中はねぇだろうって、最近は木陰にあるベンチが待ち合わせ場所。 当たり前みたいにお弁当を引っ手繰って、中を覗いて無言の律に私は俯いた。 「ご・・・・ごめん。お弁当落としちゃって・・・」