「つまり地球が丸いってのはNASAの陰謀!?」
「どっから出て来たのよ、そんな話!そうじゃなくて、アンタ、大河内律にまんまと騙されてるって言ってンの!」
「騙されてるって言うか、利用されていると言った方が正しいわね。」
私はブンブンと首を振った。
「違うよぉ?利用されてるんじゃなくて利害の一致なの。」
「「そう思い込まされてる時点で既に騙されてると思うんだけど・・・」」
二人は声を揃えて溜息を吐いた。
「しかし、聞けば聞くほど腹黒いわね、あの王子。」
嫌そうに吐き捨てて、メグちゃんがリコちゃんに顔を向ける。
「佑介先輩に相談して何とかしてもらおうって言ったのどうなったのよ?」
「へ?リコちゃんのカレに相談?ああ!彼女にしてもらいたいコトベスト10とか聞くの?」
そーだよね、
彼氏の気持ちは彼氏に聞いた方が確実だぁ!
「誰がそんなトボケタ相談すんのよ!そーじゃなくて、あの腹黒王子に説教して乃乃を速やかに解放させんの!」


