この世のモノとは思えない弁当を食った所為で、テンションガタ落ち。 ・・・いや、 俺より隣の大食い彼女の方が・・・。 それほどなら、今度はもっとまともなモン作れよな、 とは言い飽きた。 ったく、しゃーねぇヤツだな・・・ 「おい。乃乃。」 「ふぇ~ぃ・・・・」 辛気臭い顔を上げた乃乃の頬に軽くキス。 「マズカッタケド、ガンバッタから一応ご褒美な。」 途端に、真っ赤な顔になった乃乃。 これぞ飴と鞭。 俺ってオンナの操縦法を心得てるな・・・ てか、コイツが単純で助かった。