「・・・まぁ、いい。弁当食うぞ。」
見世物パンダみたいな気持ちになりながら、用意されていた弁当を開けて、また唸った。
「・・・・俺は生ごみを用意しろと言った覚えはねぇんだけど?」
「ご、ゴメンナサイッ!これでもガンバッタんだけど、料理したことないし・・・」
「まあいい・・・・・食うぞ。」
「ええっ!!ホントにソレ食べんの!?」
「人事みたいに言うな。オマエも食べるんだよ、当然!」
「ええ~っ」
「嫌ならちゃんと人間の食い物用意しろよ、チビ助がっ!!」
「ふぇぇ~。」
喰いたくねぇけど・・・アチコチから視線感じるし。
優しい王子様は、まずそうだったからなんて理由で彼女の弁当を却下できねぇの!
寧ろ、不味そうなカノジョの手料理を笑顔で呑みこんでこそ優しい王子様なんだよ。
つうワケで、喰った。


