「・・・きす・・・」
コイツから出るにはあまりにも意外な言葉に思えて
思わずマヌケなオウム返し。
途端、乃乃の顔が火を吹く勢いで赤くなった。
「いやっはー!!じょじょじょうだんです!こんなお誕生会みたいな健全極まる集まりでそんな一つだけふしだらな命令しませんしませんしませんよー!?」
乃乃は別に汚れちゃいないソファーを洋服の袖で猛烈に拭きながら、一気に捲し立てた。
通報確実な挙動不審者・・・。
「ええっと、じゃ、律にはトリで腹踊りでも―――」
乃乃が何か言いだしたのもスルーして、
俺はその口を塞いでいた。


