教育的指導の延長で、なんて言い訳で逃すホド俺はあまくねーよ?



やるなら徹底的にが俺のモットー。


暴力沙汰よりもセンセーショナルな話題提供で


オマエの職どころか社会的地位も人間性さえも世間から否定させてやる。






「俺ってば自分で言うのもなんだけど演技派だからなー?王子様がアンタに悪戯されたって涙ながらに訴えたら、どれぐらいの同情が集まっかなぁー?」


「はったりだろ。そんなことしたらオマエの評価にだって傷が―――」


「そんな掠り傷に俺がビビると思ってンのかよ。」




榎木から携帯を抜き取る。


画像はココと同時に俺のウチのパソコンにも送られるようになってるからイイケド。

面倒だから携帯壊されんのは勘弁な♪







「二度と俺のカノジョに手ぇ出すな。現れんな。関わるな。









俺の彼氏力ナメンナよ?」





言葉を失った榎木にとどめを刺して、俺と小吉は視聴覚室を後にした。