「これに見覚えは?」
敵愾心も露わに睨みつけてくる男に俺は噴き出した。
「アイツがこんなモンいらねぇっつーから貰っちまったわ、アンタのキスマーク。」
はだけた俺の胸元には無数の赤い痕。
「イイ大人がガキ一人ままならないで、癇癪の挙句強姦未遂かよ。笑えるわ。」
「オマエさえいなけりゃ、こんなコトはしなかった!!オマエが乃乃を誑かしたりするからだろう!?」
「まぁ、確かに?でも一つ大きな誤解。俺が誑かしたんじゃなくて
アイツが俺にべた惚れなんだよ。」
途端顔色を変えた榎木が、俺の胸倉を掴んで力任せに後ろの教台に俺を倒した。
ってぇ~・・・
マトモに食らったから頭打ったぜ、チクショウ。


