カノジョのお仕事★






「これを見たら、彼はきっと許してくれないね。」




胸に散らばる無数の赤い痕。



こんなの見たら律、怒る。





怒る・・・?

ううん、

こんなカノジョもういらないって言う―――・・・






「や・・・お願いヒロ兄っ、律に言わないでっ!」


「じゃあ、彼に別れるって言って?」


「・・・そんなぁ。」









「消えるまで待って何食わぬ顔でカノジョ続けようとか、ズルイコト考えちゃダメだよ?消えたら何度でも付け直してあげる。彼と別れるまでね。」






悲しいホド真剣なヒロ兄にもうそれ以上イイ募る言葉もなくて・・・






私はただ涙を流しながら茫然とその場に座りつくした。